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昭和の庭から令和の庭へ④ 「いざ着工」となってからも…

実は、着工の段階で「使用する材料や色の100%」が決まっていることは多くありません。

例えば、アプローチの舗装材の色や組み合わせなどは、ある程度工事が進み、実際のイメージが目で見て確認できるようになるまで、引っ張っておいて決めてもらうといったことはよくあります。

カタログなどで見たイメージばかりが先行して、実際に出来上がりつつある状態になってみると、「なんか違う⁈」

そんなことはよくあることで、取り返しのつかない状態を出来るだけ伸ばしておいた方が良いと思うからです。

 

1週間~1か月程度の短い工期であれば、大幅なズレは起こりにくいのですが、2~3ヶ月にわたる規模の改修工事になると、半月や1か月ほどの遅れは十分起こり得ます。

一番の強敵は「天候」です。

大半のスケジュールは「各作業が問題なく順調にこなされること」を前提に組まれています。多少の余裕を持たせていても、自然の力には敵いません。

 例えば、「生コンクリート」を打つ(流し込む)作業。

予定していた作業が中止になった場合、「じゃあ明日にしよう!」とはいきません。生コン業者の予約がなかなか取れず、それが起点となってその後のすべての予定がズルズルと遅れ出してしまうのです。この遅れの連鎖を取り戻すのは、非常に困難です。現場の者からするとからすると「外回りの工事は、予定通りにいかないのがある意味ふつう」という感覚を持っています。無理に工期を取り戻そうとして、突貫工事で品質を落とすようなことは避けたいからです。

 

だからこそ、お見積りや工程表をお渡しする時「これはあくまで予定であり、実際に完成するのはもう少し先になると思っておいて下さい…」と、予め正直にお伝えするようにしています。